ぽてぃろーの毎日が好日!!

日日是好日。「にちにちこれこうじつ」と読みます。良いと感じた日も悪いと感じた日も、どちらにしても精一杯生きていればよい日なのですよ、とお茶の先生が掛け軸を前にこの言葉の意味を教えてくれました。なんか、感動したんです。

実家がお店をやっている人あるある

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ぽてぃろーです🐶

 

子供の頃、世の中にある食べ物の半分くらいは嫌いでした。

本当に偏食で、給食で食べられるものが白いご飯と牛乳だけということもありました💦

 

そんな私ですが、今はそんな偏食を想像させない位食べることが大好きで、食べたことのないものは口にしないと気がすまないです。

 

実家を出てから変わりました。甘えていたんですよね。

 

 

専業農家の娘です🍓

実家は昔から農業をしています。

父は婿養子でサラリーマン農家をしていましたが、私が小学4年生の時に会社を辞めて専業農家に転身します。

 

ある日、父とお風呂に入っていた時に父から

 「お父さん、会社を辞めていちご農家になってもいいか?」

 と質問されたことをなぜか覚えています。

 

私は子供ながらに、父はとても大事な決断をしようとしていることを感じ取ったのだと思いますが、何の気になしに「うん」といったのも覚えています。

 

父のサラリーマン最後の日はいつだったかわかりませんでしたが、いつからか毎日家にいたなーという記憶です。

 

もう少し大きかったら退職のお祝いをしてあげられていたのに、それができなかったのが今思うと残念でなりません。

 

 

「農家の娘」が嫌だったけど・・・

とてもいいことなのですが、実家の直売所はとてもユニークで、ある意味有名でした。

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ぽてぃろーといちごハウス

ただ、子供はそういうものをいじめやからかいのきっかけにしがちです。

 

私も例に倣い、毎日からかわれていじめにすら感じることがあったので、なんとなく「農業はダサい」という気持ちになって、なんでこんな家に生まれたんだろう・・・と悩むことがありました。

 

でも、

 「ぽてぃろーん家のいちごおいしいよね、いつも食べられていいなー🍓」

 といわれると、誇らしい気持ちになるのがたまらなかったです✨

 

小学生の頃からお手伝いをしていて、学校から帰ると箱を折りに直売所に向かっていたことを振り返ると、結局は子供ながらに家業に誇りを感じていたんだろうと思います。

 

 

いちご農家の子は贅沢だったのか!

ある意味、「いちご食べ放題」なのは本当です。

周囲からは心から羨ましがられるような超贅沢な環境なのに、何を隠そう私は

いちごが大嫌いでした💦

 

兄弟や飼っている犬は好きなだけ食べていましたが、ちっとも羨ましくなかったですし、家や直売所に充満するいちごの香りのせいでもどすこともありました。

 

それが、大人になっていちごが食べられるようになったんです

 

 

いちごはもう嫌いじゃないよ😊

きっかけは「ケーキに使われている甘くないいちご🍓」です。

これを繰り返し口にすることで食べられるようになりました。

 

ある帰省したときのことです。

家にあるいちごを両親の前で口にしたらとても驚いて、そして、父も母もちょっぴり泣いてました。。。 

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両親が手塩にかけて育てるいちごたち(やよいひめ)

両親が作っているものを拒絶していたことは、実は両親を傷つけていたことに気が付きました。

 

 

味覚は変わっているかもしれない❕

どうしてもダメなものだったので仕方がないですし、今も好んで食べたいとは思いません(両親にはそんなこと言いません!)。

 

実家で作っているものが嫌いという人は結構多いと思いますが、大人になったら一度トライしてみるといいと思います。

 

「・・・あれっ?そんなでも、ない・・・?」

 

ってなる人、多いと思いますよ(* ´艸`)

 

 

ぽてぃろー