ぽてぃろーです🐶
ワタシが通っている名画座は2本立てで、共通するテーマがあるのが特徴です。
テーマは文字にしていませんが、鑑賞すれば自然とわかります。
それを探すのもこの映画館に通う楽しみの1つです。
ネタバレしないように感じたことを書きます🎬
あらすじを書かないように気を付けています。
なのでさっぱりわからないと思うのですが、このブログを読んで、同じ映画を観たときに感想の共有ができたらとても嬉しいです✨
もし、同じ映画を観たら、感想を聞かせてくださいね❕
今回の共通点とは❔
今日観たのはこの2本です。
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本当に偶然、ツイッターのフォロワーさんとのやりとりで「世界中に母国語が読めない人がまだたくさんいる」と返事をしたのですが、映画があまりにこのネタにタイムリーすぎて驚きました😲
私も含め、電子機器に頼りすぎて、筆記で漢字が書けないことが多くなっています。
これらの映画を観て、正しく書けること、読めること、意味を知ることの大切さを思い知りました。
言葉と格差社会
2本の映画には設定が違えど、「文字が読めない人」が登場します。
話せるけど、読めない・書けない。
そのために事務仕事に就くことが難しいし、何よりも、大人になって言葉がわからないことが恥ずかしい。
その対極として、裕福だったり社会的地位を確立した人物も登場します。
こういう人たちはもちろん言語に不自由はなく、むしろ多国語を話すことができます。
その2人の間にロマンスが起こるのですが・・・。
富裕と貧困、言葉を知ってる・知らない。
これってとても大きな隔たりで、お互いを理解できないものなのです。
辞典の成り立ち、深いぃ✨
「博士と狂人」はオックスフォード英語大辞典の編纂実話。
今でこそ、インターネットで言葉を検索すれば一瞬で意味を知ることができますが、当時は意味を確立するのにとにかく文献を漁る漁る。
歴史が辿れない言葉がたくさんあって、初版発行に70年もかかっている。
言葉の意味を確立させるってすごいですよね。
「ぽてぃろー」を定義づけて世間に普及させる・・・偉業です。
そうそう。
「辞典の最後は末尾が「zy」しかない」というセリフがあるのですが、それを聞いた瞬間にぞーっとしました。
はじめておえーとなった映画( ノД`)
博士・・・の方ですが、かなりグロいです💦
あれ、実話かぁ・・・ムリ。強硬症で無理やり吐かせるところは私、「おえー」ってなっちゃいました🤮
それと、加害者と被害者の間で芽生える愛に罪悪感を感じて狂人がしたこと・・・ダメ。もうダメ。
哲学の世界でも禁じ手だと思います、もう精神障害としか言いようがなかった。
「赦す」こと
「被害者家族が赦すのに、法律が赦さないのはおかしくないか」という被害者本人の言葉がとても重たかったです。
映画では裁判官がクレバーで粋な計らいをするのですが、法律って何なんでしょうね。現代の判例でも理解できないものがあります。
感情で物事は片づけられない時に法律で理論的に物事を整理するのもわかっていますが、もしその感情が色々な過程を経て落ち着いたなら、それは感情で解決してもいいのではないかと思いました。
「赦す」というテーマは今の私にプレッシャーになりましたが、誠意を感じない場合は赦さなくてよいと思います。
そしてそのうち忘れて、不快な分、思い出す要素すらなくなるはずです。
Testosteroneさんのお言葉を引用します。
人生が楽しくない人はこの5つ覚えといて
— Testosterone (@badassceo) 2021年2月28日
①心配すんな。なんとかなる。なんとかならなくてもそれはそれでなんとかなる
②迷ったらやっとけ。やらなかった後悔はデカい
③やられたらやり返せ。やられっぱなしは良くない
④辛い時は逃げろ。逃げるのも立派な戦略
⑤悩むな。悩むぐらいならさっさと寝ろ
私は、おとなしく身を引くのが大人とは限らないと思ってます。
自分を守るために、やられたらやり返してもいいと思うんです。
今の私にタイムリーに問いかけてきた映画でした。
こんな風に時間をかけて前に進んでいくんだっけ。頑張ろう。
ぽてぃろー