ぽてぃろーです🐶
今回も何とかギンレイにいけました!
ムリかも・・と諦めかけましたが頑張りまして、その結果、涙が溢れてきて心が浄化して帰宅することができました。
ネタバレしないように感じたことを書きます🎬
あらすじを書かないように気を付けています。
なのでさっぱりわからないと思うのですが、このブログを読んで、同じ映画を観たときに感想の共有ができたらとても嬉しいです✨
もし、同じ映画を観たら、感想を聞かせてくださいね❕
今回の共通点とは❔
今日観たのはこの2本です。
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家族の誰かが病に冒されたときにどうしたか、というところでしょうか。
フェアウェルは病気であることを本人に知らせず今も元気、ジヨンは知らされて正面から立ち向かえるようになる、形はそれぞれでも幸せは必ずそこにあるんだと感じさせて貰いました。
今回はキム・ジヨン1本に絞って感想を書きます✎
韓国の男社会事情
韓国映画を観るといつも複雑な気持ちになるのですが、男尊女卑がまだまだ残っている国です。
最近ではパラサイトを観ました。
「はちどり」での、受験のストレスで兄が妹に暴力をふるうシーンは怒りが湧いてきました。
ありえないシーンなのですが、あるあるだったんですよ、韓国では。
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話がそれましたが、ジヨンを取り巻く女性たちも気丈ながらもどこか理不尽に感じる現実と葛藤しています。
ジヨンは葛藤を通り越して壊れるのですが、、、。
人が壊れるきっかけなんて些細なもの
ジヨンは精神を病むのですが、私も今、同じ状態にあります。
だから、ジヨンが「こんなこと」と他人が感じることで壊れてしまった事象にとても共感しました。
人の内面で何かが崩れるとき、それは、大抵は大それたものではないんです。
例えば、雪崩。
遠くから響いてくる物音で時差を生じて起こるじゃないですか、そんな感じです。
自分が自分の中で身動きが取れなくなる
日本もそうですが、結婚や出産を機に社会から離脱する人は今もいます。
バリバリ働いてきた人ほど「社会から隔離された」という感覚に陥るのかもしれません。
私は会社を辞めたことがないのでその気持ちはわかりませんが、きっと仕事を辞めてもそこまで深刻にはならないと思います。
むしろ、せいせいしている気がします・・・。笑
ジヨンはまさに前者で、出産を機に退職、理解のある旦那さんに支えてもらいながらもどこか違和感を感じ、その違和感がとても苦痛だったのだと思います。
人によりいいことと悪いことが違うように、違和感だって、あるものごとに対して感じる人とそうでない人がいますよね。
そんな違和感だらけの現実にいつからか閉じ込められてしまい、自分が自分の中で身動きが取れなくなってしまったのです。
私はジヨンとは違う違和感に身動きが取れなくなってしまっています。
でも二人とも、同じように
この「閉塞感」に耐えられなくなってしまったのだと思います。
「ときの中に閉じ込められる」
この閉塞感の中はものすごく苦しいんです。
体が一切動かない、まるで何かに縛り付けられたような、どうしようもない重たい状態です。
どうしたら逃れられるのかわからないから焦るんです。
徹底的に破滅に向かっていく感じがします。
ジヨンと私は違う環境なれど、苦しまされる「あるもの」が何か、正直よくわかりません。
だから、辛さに耐えられなくなったときに記憶が飛んでしまう。
私も記憶がなくなることが最近よくあります。
周囲からは「年を取れば誰でもあること」となだめられるのですが、この映画を観て、「あ・・この感じ・・」とピンときました。
多分、辛すぎるんです。
パートナーがいることの大切さ
ジヨンの旦那さんが彼女の病状にとても苦しみます。
彼女がこうなったのは自分のせいではないのかと思い悩みます。
旦那さんはどちらかというと協力的な方ですが、それでもジヨンからすると全然だめなのでしょうね。
ここは「贅沢だなぁ・・・」と苦笑いしましたが、協力的な旦那さんを持つ奥さんて高望みしがちというのが私の印象なので、日本も韓国もそこは同じかもしれません。
そして、
ジヨンが立ち直るきっかけは旦那さんの決心でした。
ハッとさせられる、とは、このことなのでしょう。
そこから精神科への通院が始まり、自己を回復させていきます。
旦那さんは、ジヨンのことが大好きなんですよ。
私は心の底からうらやましく思い、ほろっと涙が出てきたらどんどん溢れて止まりませんでした。
「新しい恋がしたい」
って心から思いました。
私は、1年くらいは前の恋を引きずるのだろう、、、と思って覚悟していました。
(記事の中に前編のリンクが張ってあります。)
自然と、映画の中のジヨンを自分に置き換えて物語を観ていました。
そして、なぜか先生(こないだまでの私の恋の相手です)との時間も回想していました。
回想し終わると、「終わったんだな」と、心の中で扉が閉まっていくのがわかりました。
そして、
私のことを好きになってくれる人とまたいつか出会いたい、
そう強く思いました。
今はまだメンタルを元に戻す過程の途中ですが、いつもの私らしく過ごしていくことを心がけて、前を向いて生きていこうと思いました。
この映画を観られてよかったです☺
ぽてぃろー