ぽてぃろーの毎日が好日!!

日日是好日。「にちにちこれこうじつ」と読みます。良いと感じた日も悪いと感じた日も、どちらにしても精一杯生きていればよい日なのですよ、とお茶の先生が掛け軸を前にこの言葉の意味を教えてくれました。なんか、感動したんです。

映画たより⑦【すべては自分次第!】

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ぽてぃろーです🐶

 

緊急事態宣言中、基本的にステイホームしていたぽてぃろー。

だけど、ヨガと映画だけは外出してきました。

 

ギンレイホールは、20時まででしたが営業してくれていました🎬

 

蜜を避けるために隣の席が着席禁止になっているのですが、この方が空間がゆったりするのでこのまま続けてほしいなと個人的に思うところです。

 

 

ネタバレしないように感じたことを書きます🎬

あらすじを書かないように気を付けています。

 

なのでこのブログを読んでも、なにを言ってるのかさっぱりわからないと思うのですが、同じ映画を観たときに「あ、こういうことかな」と感想の共有ができたらとても嬉しいです✨

 

もし、同じ映画を観たら、感想を聞かせてくださいね❕

 

 

今回はこの2本です。

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一般的に「訳アリ」と捉えられる家庭の話です。

 

私の人生はこれら映画と少し被るところがあり、それぞれの苦悩が痛いほどわかるので涙が止まりませんでした。

 

ただ、ひとえに悲しい映画ではありません。

どの年代でもロードムービーのような人生の冒険って可能であることを表してくれる映画たちだな、と思いました✨

 

2本の映画を通じて感じたことが沢山ありすぎるので、今回は1本ずつ書くことにします。

 

今日は37seconds。

 映画「37seconds」公式サイト

 

障害者の子とその家族とその親友

脳性まひの女の子が主人公です。

 

母親が実に過保護で、何でも「自分がいないとこの子は生きていけない」と彼女のことを何でもやってしまう。

 

彼女が外に1人で行こうとすると「襲われるといけないから」と、スカートを履かせない等なかなか徹底しています。

 

正直、観ていてイタイ💦 

 

そんな生活をしていれば彼女が内向的になるのは当然で、思うことはあっても人の言いなりになってしまう。

 

母親、そして、彼女の幼馴染。

 

この幼馴染は、彼女の漫画家としての才能を利用して人気漫画家ユーチューバーという地位を確立するのですが・・・こういう上限関係は嫌いです。

 

 

私もどちらかというと自分に自信がありません。

これは右腕の障害でいじめられた経験が大きいと思います。

そして、かわいくないとそのいじめはきつくなるんですよね。。。

 

嫌だったのに嫌なんて感じていないふりもしました。

 

ハンディがあると、どうしても内向的になります。

 

ただ、

このハンディをどう捉えて、どう立ち向かうかがとても重要

なのです。

 

このお宅は、彼女が原因で両親が離婚した(と、思われる)のですが、当然彼女は、

 

「もし自分がいなかったら母はこんな風にならなかったのでは?」

 

とずっと悩んで育ちます。

 

そう、「当然」なのです。

私も、自分の右腕のせいで祖父と父が大喧嘩をたびたびしていました。

 

本当に辛かったです。

 

時は流れ、私は中学校に入って部活動に入り、右腕がうまく使えないことを両親に当たったことがあります。

 

そのとき、父親が祖父に向かって「あんたのせいでぽてぃろーが今悩んでいる。これをどう責任取るんだ!」と、私の目の前でやってました。

 

この時は生まれて初めて、そして人生で1度だけですが、包丁で手首を切ろうとしました。

 

どうして私だけがこんな風に生まれてきたんだろう

ってずっと悩みました。

 

でも、今は「この腕があるから今の自分があるんだ」って思えるようになってます。

 

壁がある方が経験値が増して人間レベルが上がる、そう信じています。

 

 

「今笑って過ごしているかは自分次第」

彼女は自立を目指して、母親的「非行」に走ります。

とある出会いから夜遊びとか始めるんですよ。

 

きっかけはエロ雑誌編集長(板谷由夏さんです!)との面談でした。

 

「エロ漫画書きたいなら、セックスしてからもう一度出直しておいで」

 

この言葉で彼女は動き出す。

ある人に会うために、最後はタイにまで行ってしまいました。

 

この行動に力を貸してくれたのが障害者をお得意さんとする風俗嬢(渡辺真起子さん、これまたカッコいい!)で、とにかく彼女に色々なことを経験させてくれます。

 

そのために資金面でも援助しています。

 

ただ、締めるところは締めます。

「気が済んだらママにちゃんと連絡しな」

 

ママに連絡する頃の彼女の表情は見違えます。

迷いがない、聖母のようなほほ笑みと強い心を感じる、そんな雰囲気すら持っていました。

 

 

全ては自分次第

私は、見た目は健常者です。

 

ちょっとした動きで右腕の動きが変なので、これで気が付く人がいます。

彼女は車いすなので、見た目から偏見を持たれてしまいますが、彼女も私も同じ人間なのです。

 

何も遠慮することなく、自分らしく生きればいいのです。

 

乙武さんなんて堂々としすぎて失敗しちゃってますが、その辺の男性よりある意味すごいじゃないですか。笑

 

魅力をばらまいているところに、性格が講じてあんなことになったんだと思うのです。

(そういえば彼も早稲田・・・早稲田ってみんな・・・いや、独り言です。笑)

 

 

ちょっと話がそれ気味になりましたが、、、💦

エンディングは、とても静かで穏やかな空気に包まれます✨

 

 

 

 

「障害者だから」

 

 

 

だからなんですか?

 

 

 

その「だから」を一度考えてみてはいかがでしょう?

 自分を変えようと信じて努力して生きる人がキラキラした時は本当に眩しいものです✨

 

 

おわりに

彼女は一般公募で選ばれた社会福祉士さんです。

初の演技作品であり初の主演映画。

 

彼女の成長を見届けるあなたにも、彼女の笑顔のように心の底から穏やかな何かが

 あふれ出てくると思います。

 

必見です。

 

 

ぽてぃろー