こんにちは、ぽてぃろーです🐶
初釜に行ってきました。
この日はいつになくそわそわと緊張する日です。
ただ、今年はコロナ禍を鑑み、短時間のご挨拶、お料理は持ち帰りになりました。
「初釜(はつがま)」って?
年が明けて最初のお稽古のことで、茶道の大切なお正月行事です。
生徒は着物で稽古場に伺い、先生からは懐石料理が振舞われ、お酒もいただきます。
ここまでで十二分にお腹いっぱいになるのですが、食事の後でやっとお茶が振舞われます。
茶道は「食後のお茶の時間だけを切り離したもの」なんです。
映画「日日是好日」では、その事実を知った主人公がはっとして、キラキラする
描写があります。
- 価格: 3569 円
- 楽天で詳細を見る
貴重なことが幾重にもなる日
お茶を嗜んでいる方は、着物を自分で着られます。(私はまだ着付けができないので、先生が着せてくださいます)
それと、このような行事の時は先生が点てるお茶を頂けます。
お点前の貫禄と上品さは真似ができない独特のもので、お料理も先生お手製の
ものがたくさん並びます。
主菓子(おもがし)は、この日特有のものがあります。
花びら餅です。
干菓子(ひがし)もお正月らしい柄のものが並びます。
くじ引きが楽しい!
これ、私の先生だけがやっているのかもしれませんが、毎年扇子替えするのに
くじ引きを活用して、先生から運試しの機会をいただきます。
私は、2年連続はずれで懐紙(お皿のようなもの)をいただきました。
来年こそ1等賞をゲットしたいです!
これでいったんお休みです🍵
先月、今月とコロナ感染が深刻になっていることを受け、残念ながらお稽古はお休みになります。
とてもさみしいですが、お稽古から離れると気が付くこともあるんです。
それは、
お抹茶は本当においしいこと、
お茶が好きなんだということ、
お点前をもっとたくさん知って上手になりたいと強く思うこと
です。
お茶の世界は深く、色濃い
私はまだ水面の上にいて、そこから覗いているようなところにいます。
(金沢21世紀美術館のプールみたいな感じ)
どれだけ冷たいかな?って、足先だけプールにそーっと入れるような状態です。
その深さも色濃さもヒントすら得ていません。
だから、楽しもうと思います✨
お稽古は厳しいですが、シャキッと背筋が伸びる感じがたまりません。
ぽてぃろー