ぽてぃろーの毎日が好日!!

日日是好日。「にちにちこれこうじつ」と読みます。良いと感じた日も悪いと感じた日も、どちらにしても精一杯生きていればよい日なのですよ、とお茶の先生が掛け軸を前にこの言葉の意味を教えてくれました。なんか、感動したんです。

弟の急死

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ぽてぃろーです🐩

 

今日はぽての人生に大きな衝撃が走る日になりました。

ぽての弟が急死しました。

 

 

朝、弟が冷たくなっているのを彼の家族が気が付いてぽての実家に連絡、両親が慌てて

弟の家に向かい、冷たくなったわが子を病院に搬送する非情で酷な事態が起きました。

 

叔母からこの話を聞いて、心拍が早まりました。

 

なんでこんなことになったのか意味が分からなかったけど、事態は理解しました。この後すぐにぽての妹に連絡。妹はうろたえて号泣していました。ぽてもこのときには嗚咽して泣いていました。

 

妹は母から電話を受けたようで、そのとき後ろから「心臓動かす薬入れて」と声が聞こえたそうです。それを聞いてぽては息が止まる思いがして体が引きちぎられそうな痛みを覚えました。

 

「小さい子3人を置いていくような兄じゃない。私たちが信じなくてどうするの?絶対に戻ってくるから、信じよう」と妹に言われ、私もただひたすら、魂が戻って、心拍再開して、母から「一命をとりとめた」という連絡が来るのをただじっと待っていました。

 

今日は北関東は朝から雪が降り、10時頃には地面に雪が積もり始めました。

こんな日に限ってぽては公庫の面談があり、県央に行かなくてはなりません。車で行く予定でしたが、ノーマルタイヤではとても走れないと思い電車移動に急遽変更して慌てて駅に向かいました。

 

電車に乗り遅れないようにとやや慌て気味に歩いていましたが、涙が止まりません。

電車に乗ってもとめどなく涙があふれてきました。ただ、公庫のビルに入ると自然と冷静になり涙は止まりいつもの様相で面談ができました。

 

面談してくれた方が他人だからでしょう。

 

その代わり、仕事で電話がかかってきて知っている人の声がするとまた涙が出てきて、声を出そうとすると嗚咽が漏れました。今日は自分から会社の人も含めて電話するのは極力避けましたが、それでも電話が多く、そのたびにぐちゃぐちゃの声で対応しました。

 

ぼろぼろでした。

 

母からはいつまでたっても電話がかかってきません。

それで何となく察しました、きっとダメだったんだろう。大丈夫だったならすぐに電話がくるだろうと。

 

私の終業時間に合わせて母から電話があり「もしもし」と話すと、とても暗い母が感じられました。

確信しました。

 

「〇〇(弟の名前)がいった」と一言だけ言われました。

 

確信が現実になり、泣くのを我慢していたのが耐えられず泣き声が漏れてしまいました。

すると母は「泣かないで、お母さんたちは泣いてない、我慢してるんだから」と言われました。

 

ぽての実家は専業イチゴ農家で、今はイチゴの最盛期です。

両親は注文してくれている人たちのために、自分の子供が命を落とした日でも気丈にイチゴをパックに詰めて仕事をしていました。

 

辛かったですが、多分それをしなければならないこと、そしてそれをすることで何とか気を保っていたのだと思いました。それを感じたからただただ辛くなりました。

 

死因は聞きませんでしたが、過労死だろうと確信しており、叔母からその通りだとあとから教えてもらいました。また、それで母がひどく傷ついていること、ぽてに「無理しないでね」という言葉しか発しなくなったこと・・・。もう脆くなって崩れそうな母に胸が締め付けられました。

 

 

ぽては子供のころから弟に嫌われてました。

理由は、いつもどこでも良くも悪くも目立っていて、それが自分の兄弟だということが恥ずかしかったからです。

 

子供の頃はずっと無視されていました。

妹はぽてに顔がそっくりと言われることがとても嫌で同じくぽてのことが嫌いだったので、ぽてを嫌いなもの同士で弟と妹は仲良く、ぽてだけ孤立していました。

 

それが、ぽてが2度目の結婚をする30過ぎのとき、母から「お父さんとお母さんは先にいなくなる。そうなると兄弟で協力するしかないんだよ。だからお願い、兄弟皆で仲良くしてほしい」と言われました。

 

それからはぽては態度は変わらなかったですが、弟と妹がぽてが話しかけても返事をするようになりました。話をするようになりました。

こんな風に少しずつ少しずつ、距離を縮めていけたらいいのではと思いながらも、そのペース以上に時間が早く流れていきました。

 

距離が十分に縮まらないうちに、今日、弟とお別れすることになりました。

弟がどんな人物だったのか、よくわからないままお別れしました。

 

先にいなくなるのは両親だと思い込み、両親のことはいつも考えていたけれど、兄弟のことはあまり大切にできていませんでした。

もっとこうできていたら。。。こうしてあげられていたら。。。

いくらでもとめどなくそんな思いが溢れてきます。

 

ぽては遠く離れているのでまだ実感が少ない方、それなのに体が裂かれるような全身の痛みを感じるし、ずっと吐き気があって1回1錠の吐き気どめを6回飲みました。

それでもおえーってなります。

 

今日はもう体力の限界を超えているから一度横になったのですが、全く眠れず、だけど頭はぼーっとしていてもうおかしいです。

無理やり起こされているような感覚です。

 

何もしないと涙が出てくるので、心の整理をするためにも、そして、今日のこの感情を文字に残すことで、今日をしっかり思い出せるよう記事に留めました。

 

しばらくは弟のことをずっと思い、好きなように涙して過ごしていきます。

 

ぽてぃろー🐶